開幕直前!『静けさの森』が竣工を迎えます

大阪・関西万博の開催まであと1ヶ月余り!
「2025年日本国際博覧会 施設整備事業静けさの森工区(建設工事)」も
竣工を間近に控え開幕を待つばかりとなりました。

今回、開幕直前の『静けさの森工区』についてほんの少しですがご紹介させて頂きます。

1本の植樹から始まった工事・・・
今では何の違和感もなく自然化している風景に安らぎを感じます。
現在冬季ということで落葉していますが、
5月下旬~6月頃には青々とした葉が生い茂り、
また草花の種も蒔いているので成長と共に、より一層 “森” を感じられるようになるとの事です。

現場所長にいろいろ話を聞いてみました。
【🌳植樹は何本?】
約1500本!
その内約1000本が移植木、大半は1970年(昭和45年)開催地の万博公園より植樹
また大阪城公園から移植された桜3本、御堂筋から移植された銀杏木3本などがある
新植では東北地方の那須塩原、鹿沼や関東地方の茨城から約500本を植樹

【🌳移植で心配だった事は?】
命のリレーとして2023年12月に移植が始まり、
翌年5月頃、樹木が青く茂ってきた事にすごくホッとした

【🌳工事中、苦労した事は?】
静けさの森は工区が広範囲で他現場と多々隣接している事から、
とにかく打合せの頻度が多く大変だった

【🌳樹木の乾枯に不安は?】
夏季の気温が高く暑さに対して心配はあったが、灌水システムを設置してからは
常に土へ水分を点滴をしているような状況となり心配の度合いが和らいだ

【🌳植樹はどのような順番で?】
1期目 池を中心としてその周囲を6分割に工区を分ける
2期目 1期目以外の外周部を8分割に工区を分ける
合計14分割に工区を区切り隣接工事との兼ね合いや動線を考慮して工事を進める
設計事務所によりプログラミングで各樹木がどこに植樹されるかが決定し、
樹木は1本ずつ附番され、その番号通りに決められた場所に植樹
また植樹する角度なども決めたりと、1本1本正確な配置で静けさの森は出来上がっている

(↓読売新聞オンラインで掲載されている『静けさの森』)
👉読売新聞 ユメシマナウ 静けさの森 特設ページ

 

          

 

 

春、夏、秋と季節の風景はもちろん、その日の天気、風、時間帯でも
大きく印象が変わる『静けさの森』
パビリオンでは生せない憩いの場として『静けさの森』は静かにその時を待っているようでした・・・

さぁ!まもなく開幕です!
『 Are you ready ? 』

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